43 レース模様

ことちゃんの、みんなで作る大きな絵は、どんどん違うものになっていった
色が加わり描く人がかわると、大きな紙のそれぞれの絵がつながっていく
にゃん一郎くんのみどり色の虫は、最初はそこにとまっているようだった。次に見たら、葉っぱみたいなボートに乗っていて、その次見たときには仲間(黄色やオレンジや茶色の虫たち)と旅にでていた

となりのとなりでビワをならべていたまりくちゃんが、ことちゃんと話している
ビワは、ならべて早々に売れた
じゃあっていって、今度はビワを盛っていたカゴに値段をつけたら、そのカゴも次々売れた
今日は商売繁盛の日なんだわってまりくちゃん。なにか、もっと持ってきてもよかったかも。まあ、そんなに欲ばることもないか
まりくちゃんは、水筒から冷たい麦茶を注いで、ことちゃんにはいどうぞって渡した
絵もいい感じになってきてるね、すごいな
みんなで描くのって、思ってたより楽しいんですね
そうよね、自分一人じゃ考えつかないほうにたいてい進んでいくしね、不思議だけど

まりくちゃんは茶色のペンをとって、わたしも描きたいのがあるっていった
このごろレース編みしてるの。細い、銀色のかぎ針で編むのよ、その模様を描いてみる
まりくちゃんは、編みものするように紙に模様を描いた
模様は少しずつ長くなり、小さなまるやしかくや長しかくや、葉っぱや花や花びらを抱えて大きくなって、ことちゃんの前に広がっていった

“43 レース模様” への2件の返信

  1. ohayougozaimasu.
    昨日福島の山に登りました。紅葉していました。どちらかというと、新緑の方が好きなのですが、秋もよいです。温泉宿はどこもいっぱいで宿泊できずに、夜もどると葉書が届いていました。

    コーヒーができあがりました。ちょっと濃かったです。

    1. 今ごろ山はきれいだったでしょう
      とっても昔に、なおみさんとふみえさんと筑波山に登りましたねえ
      雪が少しあったような記憶

      今度帰ったら、お茶しにいきましょうねえ

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