24 少人数ジャムクラブ

パインジャムを作る
おまつりで並べるぶんだ
今日はベーグルさん(仕事)と、ことりちゃん(遠出、友だちに会いに行く)、にゃん一郎くん(大事な用)の3人がこられないから、少人数ジャムクラブでジャムを作る
目標10ビン
できたら15ビンぐらい作りたい

コーヒーゼリーさんちに集まって、さっそく作業開始だ
深緑色のおそろいのエプロンをしめる
コップさんが、ジャムクラブ用にエプロンを縫ってくれたんだ
新しいミシンが届いたら、今度は帽子を作ってくれる
(きのうはそれで、みんな採寸してもらった)

トマトちゃんに分けてもらったパイナップルを洗う
あとで入れるビンの煮沸消毒もする
パイナップルを半分にして芯を取る

ちょっと小さめに切るとおいしくできるらしい
コーヒーゼリーさんがジャムの本を見ながらいう
切り分けるのは棒パンが、得意だからぼくがやろうってナイフを握る
おなべに入れて、グラニュー糖とレモン汁を加える
しばらくおいて火にかける
ワッフルさんが木ベラをまわす

いいにおいはコーヒーゼリーさんちいっぱいに広がって、
もっと広がって、ヤマモモの林まで届いた

13 ダンス

台風がいってしまってからは
風は強めだけどいいお天気続きだ
空が青くて、日差しは高いところを光って流れていく

広場のジューススタンドはにぎわっている
ツバメさんたちは、もう10回きたっていってるし
トマトちゃんと仲良しの、てんとう虫さん専用テーブルができている
スタンド横にたてられたパイナップルのフラッグが今日は音をたてる

ベーグルさんがコップさんと話しこんでいる
2人は、パイナップルのフラッグを見ながら
本当? とか
そうかもしれない! とか
やってみたいな
できるかもよっていっている
だんだん声が大きくなって、最後に2人は握手して抱き合った
何かいい事が決まったんだ
トマトちゃんが、すごーいみたーい、みんなにみせたーいっていう

ベーグルさんは、音をたてていたパイナップルのフラッグをジューススタンドからはずすと
ちょっとはなれたところに立った
そして、フラッグをまわしながらダンスを始めた
広場にいる人たちみんながベーグルさんのダンスに見入る

フラッグは高く低くまわり、宙でまわり、
ベーグルさんの手をはなれてはもどった
きれいで力強いダンスはきっと1分ぐらいだったのに、とても長く感じられた

ブラボー ブラボー
みんながたくさん拍手して、ベーグルさんのダンスをたたえた

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9 はためくパイナップル

ことりちゃんとツバメさんたちのおしゃべり声がにぎやかにきこえる
気持ちのいい風が吹いてきた
トマトちゃんのジューススタンドが開店だ
楽しみにしていた人はたくさん
楽しんでいる人もたくさん

コップさんが氷を入れて
トマトちゃんがピッチャーからジュースを注ぐ
なんと、でてきたのはパイナップルジュースだ
用意されたストローは黄色と深緑で
(いうと好きなほうをさしてくれる)
パイナップルの絵のついたコースターもある
(ご自由にどうぞって書いてある)

今年はさらに、よせる波の音まで流れている
海に行って録音してきたんだって
コップさんが編集してくれたのよ
パイナップルジュースだものね
波の音がきこえたら
どこか遠く、南の島にでかけてるようでしょう

パイナップルのフラッグがぱたぱたいって
みんなのおしゃべりに加勢していた
フラッグもコップさんが作ったんだって
開店おめでとう
おいしいジュースをありがとう

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