15 図書室で会う 

図書室でにゃん一郎くんと会った
ピアノのレッスンの帰りなんだって
今日はカバンを二つさげていた
ハミングしていたのは、練習してきた曲だろう

ピアノの先生は猫のキャンディ先生
図書室から少し先に家がある
きれいなグレーの毛、灰緑の大きな目
ピアノと歌が上手な先生だ
にゃん一郎くんは小さいころからキャンディ先生にピアノを習っている
うまくなった今も、週に1回レッスンに通う

音をよくきくこと
テンポに気をつけること
そして表情豊かな音楽をつくりあげること
どれも難しいんだけどね
でも、ピアノを弾くのは大好きなんだ
だって楽しいんだもの

一緒に本を見てまわる
ぼくは『神様』という本を借りる
クマと川に散歩にでかける話だ
にゃん一郎くんはアンデルセンの『絵のない絵本』と、迷いに迷って『あなたのなかのDNA』という本を借りた
しーちゃんのお姉ちゃんが、よかったら見てねって図書室新聞をくれた

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11 図書室

坂道の途中でにゃん一郎くんと会う
茶いろのカバンには本が2冊
図書室から帰るところだった

図書室は、音楽ホールの建物の中にある
広くないけど(音楽ホールよりせまい)、いい本がたくさんあって
ここを気に入っている人は多い
しーちゃんの一番上のお姉ちゃんが司書をしている
本の整理がとても上手なんだ
あと、行くともらえる図書室新聞が好評だ
新しく入った本や季節の本、楽しい本や話題の本の紹介
いろいろ書いてある
この新聞を楽しみにでかけてくる人もいるんだって

にゃん一郎くんが、借りてきた本を見せてくれた

『はちみつ』
今、はちみつを研究しているんだって
この前、ほかにいい本がないか相談したら
街の大きな図書館から取り寄せてくれたそうだ
助かるよね、いろんな本を調べてみたいからさ

もう一冊は『年を暦た鰐の話』
これは読みたかった本なんだよ
もとは古い本なんだ、ようやくでた復刻本でね
挿絵もいいんだ
にゃん一郎くんが嬉しそう
ぼくも行って、いいものみつけてこよう

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